共立株式会社

みずほフィナンシャルグループの親密保険代理店である共立株式会社（東京都中央区日本橋、社長：宗岡恒雄）は、このほど、タイに合弁による保険ブローカー、Kyoritsu Insurance Brokers (Thailand) Co., Ltd.（以下 KIBT）を設立し 2017 年 3 月 1 日に営業を開始いたしました。

共立株式会社は 1910 年に設立され、本年で創立 107 年目を迎えるみずほフィナンシャルグループの親密保険代理店です。

共立グループは、国内 11 拠点を有する国内最大手の保険代理店である共立株式会社を中核として、傘下に保険仲立人の共立インシュアランス・ブローカーズ株式会社、リスクマネジメント専門会社の共立リスクマネジメント株式会社、さらに上海・香港・シンガポール、タイ（以上現地法人）、ジャカルタ（提携ブローカーに社員常駐）の海外 5 拠点を有する企業保険を中心とする保険仲介業者です。

タイはインドシナ半島の要衝に位置し、6億人の人口を擁するアセアンの主要国であり、政府の積極的な外資誘致策の後押しを受け多数の日系製造業が進出しています。

タイでは、2011 年の大洪水で多くの日系企業が甚大な被害を受けたことから、近年保険の重要性に関する意識が急速に高まってきており、顧客の立場に立ってアドバイスを行う保険ブローカーの活躍の余地が広がっています。

共立株式会社は、2013 年にタイの中堅保険ブローカー、Independent Consultant Co., Ltd.（ICC）と業務提携を行い、ICC 内に設置した日系企業デスクの責任者として社員を派遣し、タイ進出日系企業に対する保険仲介・コンサルティング業務を開始いたしました。

KIBTは、ICCとの4年に亘る協力関係を発展させる形で設立した合弁会社であり、出資構成は、共立（45%）、ICC（45％）、みずほ銀行グループの MHCB Consulting(Thailand) Co., Ltd.（以下 MHCBCT）（10%）となっております。

KIBT は、共立グループの企業保険に関するノウハウと ICC のタイ保険マーケットに対する経験を融合し、さらにみずほ系の MHCBCT のバックアップを得ることにより、現地日系企業に対し、損害保険・生命保険の媒介、リスクコンサルティング、災害発生時の保険金請求手続きサポートなど、総合的な保険サービスを提供してまいります。

ICC はタイの上場企業スラポン・フーズ（Surapon Foods PCL、冷凍食品を中心とする食品加工業者）が出資する保険ブローカーで、1990 年創業（会社設立登記は 1989 年 12 月）。