共立株式会社

企業にとって、全世界に広がるグループ拠点での火災・地震・洪水等の自然災害への対応はもちろんのこと、PL・リコール・D&O等の賠償責任やサイバーリスクなど、今やリスクマネジメントは重要な対応課題の一つになってきています。

保険ブローカーというのは、「保険手配にあたり保険契約者の側に立って、保険会社との交渉をはじめ、契約者のためにベストを尽くして働くことを、唯一、法律上義務付けられている保険のプロ」であり、その仕事は単に保険を手配するだけにとどまらず、保険契約者の皆様をサポートし、保険プログラムの設計に必要なリスクの洗い出しや評価から、保険事故を防止するための対応策の提案にいたるまで、いろいろなアドバイスをご提供させていただいております。

弊社は、わが国におけるこうした保険ブローカーの業務を、これまで先頭に立って積極的に開拓してまいりました。今後も、皆さまにご満足いただけるような高いレベルのサービスの提供を目指して、役員・社員一同、日々研鑽に努めていきたいと考えております。

近年、企業経営を巡る経済・社会環境が多様化し、企業活動のグロ－バル化が進展したことにより、企業を取り巻くリスクは急速に複雑化、高度化し、その対応のあり方が企業経営の健全性を維持していく上で、重要な課題と認識されてきております。

共立グル－プの一員としてプロフェッショナル集団である弊社が、主に法人のお客さまのこうした国内外拠点における企業リスクに対するニーズにお応えする役割を担っております。

弊社は、リスクコンサルティング会社として、リスク分析を行うリスクエンジニアリンググループ、評価鑑定を行うアジャスティンググループに所属する高度な専門知識を持つコンサルタントがグローバルなトータルリスクマネジメントに関し、適切な、ご助言、ご提案をさせて頂きます。

共立株式会社、共立インシュアランス・ブロ－カ－ズ株式会社と共に企業のリスク対応に際し、出来る限りのお役に立ちたいと念願しております。

目覚ましい経済発展を背景に世界経済におけるプレゼンスを急速に高める中国。「世界の工場」として、また「巨大市場」としても今後も大きな成長が期待できることから、多くの日系企業が中国各地で事業を展開しています。

共立は、早くから中国の重要性に着目し、1995年に駐在事務所を開設しました。そして、日系保険仲介業者として唯一の単独出資による保険ブローカー、上海共立（上海共立保険経紀有限公司）を設立し、2007年4月より営業を開始いたしました。

上海共立は中国全土（香港・マカオ・台湾を除く）をカバーし、中国進出日系企業の事業リスクの調査・分析、最適な保険プログラムの構築、さらに万一事故が発生した場合の保険金請求のサポートなど、お客様の立場に立ったきめ細かなサービスを提供します。

国際金融センターとして長い歴史を有する香港は、近年、中国・華南地域の物流拠点としても注目を集めています。質の高いインフラを背景に、「中国市場へのゲートウェイ」として香港を活用する日系企業が増えています。

共立は、1997年6月より保険ブローカー、香港共立（The Kyoritsu Insurance Brokers （Hong Kong) Co., Ltd.）の営業を本格的に開始、進出日系企業に対し、外航貨物保険や取引信用保険等の国際物流リスクに係わる保険や、従業員向け医療保険など、幅広い保険サービスを提供しています。

香港とともに国際金融センターとして発展したシンガポールは、東南アジアの中心に位置し、海運・空運における物流拠点、地域統括会社の設立などグローバル企業の誘致に力を入れており、多くの日系企業が進出しています。

共立は、2001年6月よりシンガポールの提携保険ブローカーに社員を派遣し日系企業に対するサービスを提供してまいりましたが、2012年3月に単独出資による保険ブローカーKyoritsu Insurance Brokers (Singapore) Pte. Ltd.（シンガポール共立）を設立し、日系保険仲介業者として初めて元受け保険ブローカー業務を開始いたしました。

シンガポール共立は、火災、賠責から事業中断、物流、信用保険、さらに従業員向け医療保険など進出日系企業に対しフルラインの保険サービスを提供しています。

インドシナ半島の要衝に位置し6千万人の巨大経済圏ASEANの中心国であるタイは、「ほほえみの国」と呼ばれる真面目で温厚な国民性と、政府の積極的な外資誘致、投資奨励策を追い風として、「東洋のデトロイト」と呼ばれるまでに全土で工場集積が進んでいます。

共立は2013年にタイの保険ブローカーIndependent Consultant Co., Ltd.（ICC）に社員を派遣し日系企業に対する保険ブローカー業務を開始、その後ICCとの合弁によるKyoritsu Insurance Brokers (Thailand) Co., Ltd.（タイ共立）を立ち上げ、2017年3月に本格的に営業を開始いたしました。

17,500もの島々からなり、日本の5.1倍の国土を擁するインドネシアは、人口も2億5千万人超と、アセアン最大の市場です。日本からの政府開発援助(ODA)の最大の受入れ国でもあり、インフラ整備のほか自動車、電機、食品飲料など多彩な分野にわたり数多くの日系企業が進出しています。

共立は2017年４月にインドネシアの保険ブローカーPT IBS Insurance Broking Service (IBS)に社員を派遣、ジャパンデスクを開設し、共立グループ並びに提携先の機能をフルに活用しつつ、日系企業に対する保険手配や事故対応サポートなどのサービスを提供しています。

インターネットの普及により従来の新聞、テレビ、ラジオ、雑誌等マス広告媒体に代わり、WEB広告の進化が広告業界に大きな変化をもたらしています。近年、大企業ばかりでなく、中小企業においても、WEBを含めた複数の媒体・ツールを戦略的に組み合わせた広告出稿を行う企業が増加してきました。

1949年創業の当社は、日本興業銀行（現みずほ銀行）のハウスエージェント業務と損保代理店の看板業務を事業の柱に業容拡大を図ってまいりましたが、近時は銀行、証券、生損保等金融機関のお客様に加えまして、製造業、流通、小売、不動産、サービス業界等のお客様との取引を増やしております。また、広告手法の変化にも即応してマス媒体のみならず日々進化するWEB系の広告ツール、映像やサイト制作・コンテンツの企画・制作、販促ツールの制作など、クロスメディアを意識したご提案まで対応致しております。

総合広告代理店としては小体ではありますが、従前からの四媒体や官報公告等に加え、新たなメディアやクリエイティブとの連携を強めつつ、常にお客様目線に立ちながら企業価値の増大に資する広告を御提案し、信頼を得られる企業を目指しております。